施設案内
1F
企画展示室
大淀川ガイダンス
ファンタビュー
企画展示室
玄関を入ってすぐの部屋です。ここでは企画展示をおこなっています。
大淀川(ガイダンス)
高岡町を東西に流れ、宮崎平野を日向灘へと流れ込む「大淀川」。この大淀川は、人々が生きていくための多くの恵みをもたらし、人や物の交流にかかせない 交通路でもありました。しかしその一方で、大淀川はいつも洪水を引き起こし、人々を悩ます危険な川でもありました。ここでは、大淀川と高岡の人々との関係 についてわかりやすく展示しています。
ファンタビュー
ここでは、映像で高岡の歴史・民俗の概要をわかりやすく説明しています。所要時間は約5分です。
2F
川が培ったもの
ここでは、古代から近現代にかけての穆佐院・高岡の歴史、高岡郷士の生活などをわかりやすく展示しています。
主な展示
まず入口では、慶長5年(1600)関ヶ原の戦い後にこの城を「天ケ城」と命名したとされる
島津義弘の人形が、高岡郷設立までの歴史を説明してくれます。
ジオラマ
ジオラマ
「近世高岡郷の一日」を高岡弁での解説とともにジオラマでご覧いただけます。
地頭仮屋模型
地頭仮屋模型
江戸時代、薩摩藩では地方の行政区ひとつひとつを外城(郷)とよび、その軍事・行政の中心として役所と地頭の住居を兼ねた地頭仮屋(御仮屋)を置きました。高岡は参勤交代のルートでもあったので、藩主が立ち寄った際の藩主や重臣の部屋などもありました。
練士館扁額(宮崎市指定有形文化財)
練士館扁額(宮崎市指定有形文化財)
練士館は、嘉永5年(1852)に創立された、郷士の子弟に学問や武術を教える教育施設(郷校)で、現在の高岡小学校にありました。これはその校舎にあった扁額です。
外城一番隊旗
外城一番隊旗
慶応4年(1868)1月、薩摩藩・長州藩を中心とする新政府軍と旧幕府軍との間で戊辰戦争が勃発します。高岡郷士は「外城一番隊」に組織され、薩摩藩兵の一員として鳥羽・伏見の戦いから東北地方へと各地を転戦しました。この旗は「外城一番隊」の隊旗です。
3F
外記どん
川と営み
ここでは、高岡町域における人々の暮らしを、民俗資料を中心に展示しています。当館のマスコットにもなっています「辻の外記どん」のとんち話もここで紹介しています。
4F
川が生み出したもの
ここは、展望室となっており、360°眺望が楽しめます。眼下には大淀川が、晴れた日には宮崎平野まで望むことができます。